自分を振り返る 1
書いてるいる時間が時間なのか、ややテンションがおかしい。
おそらくこの状態でコードの解説に手を付けるのも不可能と判断し、
逆に今のこのおかしなテンションだからこそ書ける内容をやっていきたと思う。
自分がどう思ってエンジニアになろうと思ったのか…
最近就活で自分というものを見失いがちであるため、自分を見直す意味でも書いていきたい。
どちらかと言えば身内寄りな話になりそうだね。
思い返してみればプログラムに触れたのは中学2~3年生の時だったかな?
その時まで自分の家にはインターネットというものは存在せず、
毎日家に帰ってすることと言えばゲームが主だった。
そんなある時、我が家にデスクトップパソコンがやってきた。
その前には父がWin95のノートパソコンを所持していたが(正直、あれってなんで買ったんだろう?)
当時はたしか通信量が固定じゃなかったのもあって、インターネットは繋いでいなかったのだが、
今回の兄が買ってきたパソコンをきっかけに我が家にもインターネットがやってきた訳だ。
そして、プログラミングというものを知った。
何がきっかけだったのかは覚えていない。
何かの雑誌の記事を読んだのか、はたまたインターネットの記事か、自分で触りたくで調べたのか…
ただその言語は「HSP(Hot Soup Processor)」というもので、ゲーム制作をすることを目的に作られた言語だった。
昔から将来の夢を語ればゲームに関することばかりの自分は、ゲームを作るためにプログラミングというものに興味をもった。
すぐにAmazonで「12歳ではじめるプログラミングHSP」という本を注文し、本を参考にしながらプログラミングを覚えていった。
変数、配列、条件分岐。
今まで知らない世界がそこにはあった。
今考えてみれば動的型付けで変数宣言なんてなかった気がするし、条件分岐に括弧はいらないし、
条件分岐の等価も=(イコール)をひとつだけという変わった言語に思える。
そんなことを当時の自分は何も思わず、自分の知らない知識が入ってくるのが楽しかった。
本に書かれている文章を入力することで、ゲームが出来上がっていく。
自分が打ち込んだ文章がこのゲームを動かしている、と思うと楽しくて仕方なかった。
エラー文の読み方も分からないから、本のコードを一字一句比較しながら必死にエラーの原因を探した。
結局、本の方に誤植があって付属のCDからソースコードを引っ張ってくるなんてこともあったっけなwww
でも作っているうちにいくつか不満も出てきた。
やはり自分が手に取ってやるゲームとはクオリティに雲泥の差があったからだ。
ネットでやるフリーゲームのクオリティにすらまったく自分のやっているゲームは追い付いていない。
ゲームを作るには膨大な画像や音楽などの素材が必要だった。
矩形同士の当たり判定は中学生の自分でも頭を捻れば分かったが、
敵の位置から自機に向けてどうやって弾を飛ばせばいいのか?どうやって角度を求めるのか?
そんなことを考えるうちに気がつけば自分の将来の夢は「ゲームクリエイター」になっていた。
自分もいつかみんなが手に取ってくれるようなゲームを作りたい。そう考えていたからだ。
そして高校受験が始まり、しばらくプログラミングはお休みした。
プログラミングがある工業高校の情報科を進学先に決めた。
高校になればプログラミングの授業で受けられるので、当時の自分はそれがゲームクリエイターになる最短の道だと思っていた。
そして、高校生活への期待に胸を踊らせながら自分の高校生活が幕を開けるのであった。
とりあえず、今回はここらへんで一旦切ります。 続きはまた今度。
おそらく自分のようにゲームが好きでプログラミングを始めた人も多いでしょう。
そうやってゲームクリエイターに「なる」人と「ならない」人に別れるとは思います。
続きでも説明しますが、自分は後者への分岐を辿っています。
その経緯を踏まえつつ、誰かがこの記事を読んだ時に読者の将来の参考になれば幸いです。